睡眠時無呼吸症候群とは、眠っている間に呼吸が止まる状態が繰り返される病気のことです
そのために熟睡できず、昼間に眠気や頭痛などを引き起こし、日常生活に悪影響を与える可能性があります
無呼吸の発作が頻繁で、それが継続的に起こる場合、特に重症な場合は治療が必要です
これは、患者の睡眠や日中の機能に大きな影響を与える可能性があります
無呼吸症候群により、夜間の睡眠が不十分になり、昼間に過度の眠気や集中力の低下が生じることがあります
これが日常生活に支障をきたす場合、治療が考慮されます
無呼吸症候群は、高血圧、心臓病、糖尿病などの健康リスクを増加させることがあります
これらの合併症が発展する前に、無呼吸症候群の治療が推奨されることがあります
睡眠中のいびきや無呼吸が患者のパートナーに影響を与え、共同生活に問題を引き起こす場合、治療が検討されます
血液中の酸素濃度を表す動脈血酸素飽和度は健康な人は通常95%以上ですが、無呼吸が発生している場合は、酸素飽和度が低下することがあります
睡眠時無呼吸症候群は、内科、耳鼻咽喉科、循環器科、睡眠外来がある病院で検査ができます
その治療の選択肢には、陽圧呼吸療法(CPAP)、自動陽圧呼吸療法(AutoPAP)、バイレベル陽圧呼吸療法(BiPAP)などがあると思います
具体的な治療法は患者の症状、健康状態、および医師の判断に基づいて決定されます
口腔内装置(OA)治療法は、寝ている間に顎が下がって気道が塞がるのを防ぐために、患者の口に合うマウスピースを作り、就寝時に装着する治療法です
マウスピースをつけることで下顎が固定され、気道が塞がるのを防ぎ、呼吸を楽にします
軽症~中等症の患者やCPAP療法ができない患者に対して行います
これらの治療法は、睡眠時無呼吸症候群の症状を軽減し、正常な呼吸を促進するために設計されています
正しい装置の選択と使用は、医師や専門家の指導のもとで行います
以下のようなリスクや症状の進行が予想されます
無呼吸症候群は、心血管系や代謝系に悪影響を及ぼすことがあります
無呼吸発作による酸素不足や循環の低下が持続することで、高血圧、心臓病、脳卒中、糖尿病などのリスクが増加します
無呼吸症候群は、睡眠の質を低下させるため、睡眠障害が悪化する可能性があります
これにより、慢性的な疲労感、昼間の眠気、集中力の低下が生じます
無呼吸症候群による昼間の眠気や集中力の低下は、交通事故のリスクを増加させる可能性があります
運転中や危険を伴う作業を行う際には、十分な睡眠と治療が必要です
疲労感、集中力の低下、気分の変動などは、日常生活に大きな影響を与え、 仕事や家庭生活において問題を引き起こす可能性があります
無呼吸症候群は、肥満、睡眠不足、うつ症状などの他の健康問題とも関連しています
これらの問題が互いに影響し合い、症状の悪化や健康リスクの増加を引き起こすことがあります
当院では口腔内装置(OA)治療を行っています
通常、睡眠中につけるナイトガードと呼ばれるマウスピースとは違い、下顎を前方に突き出した状態で、上下の顎を固定して気道を確保する、無呼吸症候群専用の装置です
専門医療機関と連携しており、装置は院内のラボにて作製しているため、フィットもよく、丈夫で使いやすいと好評です
設計なども緊密な連携のもと、すみやかに作製しております
ただし、作製には依頼状が必要ですので、呼吸器内科や睡眠外来などの医療機関を受診の上、依頼状をもってお越しください
提携しております医療機関(呼吸器内科)を当院からご紹介することもできますので、ご相談ください